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バリューマイニング

人が意味を知るのは、「手掛り+関係+フレーム」である(K.E.Weick)ということから考えれば、切っ掛けやヒントは、手掛りと同義語ですから、フレームと関係の中で、その意味を形成することになります。
顧客価値創出のはじまりは、こんなところに潜むキーワードから湧いてくるのです。
トレンド、変化、新パターンの発見発明、そして企業イノベーションへとつなぎます。


■ ビジネス・インベンション(造語)の本質
あたらしい事業(商品化)の発見・発明(ビジネス・インベンションと呼びます)は、何らかの新規の組み合わせで起こる場合がほどんどのようです。イノベーションを新結合と訳すゆえんです。

では、ヒント・気づき・切っ掛けは、どのようにして掴んだらよいのでしょうか。

人びとが社会化してゆく出会いの種子は、彼ら彼女らが抱く「関心事」にあります。
相互に何らの興味・関心もなければ結びつくことは困難だからです。
この関心の流れをしっかりつかみ、どのように組織化がすすみそうかを見極める洞察力を養うことが大切です。

そのためには、一人ひとりが自らのアイデンティティを環境に投じて反応を探る必要があります。
自己を発信して、はじめてそこに何がある(概念的存在を含めて)かを人は知ることができるのです。

多くのフレームをもち、多くのヒントをかき集め、そして関係性の意味を考えること、この行為が顧客価値創出の要諦であると確信します。



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